弊社の業務は、八戸港へ寄港する大型船舶の入出港支援が主業務となります。東北地区において、八戸港は仙台塩釜港に次ぐ貨物取扱量を誇る工業港で、大型貨物船が定期的に寄港しております。弊社はその大型貨物船の入出港時に、曳船（タグボート）を出動させ、大型船及び岸壁を傷つけないよう、安全かつ迅速な離着岸をサポートしております。

また八戸港以外の青森港や釜石港等、近隣の港においても同様の入出港支援業務を行っており、作業エリアや作業内容は多岐にわたります。八戸港内外を問わず、波風の影響を非常に受ける業務ですので、乗組員の安全を第一に業務に取り組んでいます。

曳船（えいせん）とは

曳船（タグボート）とは、大型貨物船等の入出港をサポートしたり、推進能力のない船舶等を曳っ張る（ひっぱる＝引く）船舶の事を言います。全長30～37メートルと比較的小さな船ですが、大型船をサポートするため『強力な推進力』と『自由に旋回する機動性』を兼ね備えた船です。この船に乗るためには、船員として『海技士』という国家資格が必要となります。