当社は1973年3月31日「東日本タグボート株式会社」として設立され、2023年3月31日をもちまして、創業50周年を迎える事が出来ました。半世紀という長きに渡り事業を続ける事が出来ましたのは、当社を支えて頂きました皆様のご愛顧の賜物と、心より感謝申し上げます。

当社の主要エリアとする八戸港につきましては、1964年に八戸地区が「新産業都市」として指定されたのを契機に臨海部へ大型工場が立地し、工業港として貨物取扱量が飛躍的に増加しました。その後、苫小牧港とのフェリー航路や東北初となる国際コンテナ定期航路が開設され、近年ではＬＮＧ輸入基地が操業するなど、北東北最大規模の拠点港湾として発展を遂げてまいりました。この間、寄港する船舶は大幅に増加しかつ大型化が進み、当社の保有するタグボートは設立当初の２隻から現在は５隻となり、八戸港における港湾インフラの一翼を担う会社の一つとして現在に至っております。

当社創業に際しては、地元港運会社や横浜港の同業者様などから全面的なご支援を受け事業を開始し、東日本大震災など困難な時期もございましたが、お客様や株主の皆様、地域の皆様などのご協力により乗越えてまいりました。

今回50周年という節目を迎え、更に100周年を目指すにあたり、これからも様々な荒波が立ちはだかる時もあるかと思われますが、今日まで積み上げた経験や技術を糧として、皆様への感謝の気持ちを忘れず、社員一同精一杯努力して参る所存です。

今後とも、皆様の尚一層のご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。